テーブルの上には包子に箸! 台南にある中華風最後の晩餐を知ってる? – 鹽水天主神聖堂




最後の晩餐」はみなさんよくご存じですよね。レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵画。イエス・キリストが処刑される前夜に12人の弟子と共に過ごした夕食、最後の晩餐の情景が描かれています。この「最後の晩餐」(もちろん複製画)が台湾のとある教会でも見ることができるのですがこれがなかなか衝撃的。西洋と中華の2つの文化が融合して独特の雰囲気を醸し出す絵画へと変貌を遂げています。今回はその「最後の晩餐」を実際に見に行ってみましたので紹介したいと思います。

鹽水天主神聖堂

世界三大民俗祭りで有名な鹽水へ

鹽水天主神聖堂は台南市の鹽水區にあるキリスト教の教会です。世界三大民俗祭りで有名な鹽水蜂炮が開催される場所ですね。

アクセス方法は台南駅から電車で新營駅へ。そこからバスで30分ほどで鹽水天主神聖堂へ行くことができます。特急に乗れば電車・バス含め1時間ほどですね。

ロータリーを挟んで新營駅の正面にバスターミナルがあるのでここからバスに乗ります。

鹽水天主神聖堂へ行くには棕幹線棕1棕2棕3のいずれかのバスに乗ればOK。最寄りのバス停は護庇宮鹽水地政事務所。どちらかというと護庇宮の方が近いかな? このときは護庇宮で降りました。

バスを利用する場合はアプリを使うと分かりやすいですよ。

台湾でバスに乗るならバスアプリ台灣公車通を使いこなそう

2018.08.17

ちょうど棕幹線のバスが停まっていたのでこれに乗ります。

支払いは悠遊カードが使えます。乗車時、下車時にタッチすればOKです。

意外になかなかきれいで豪華なバスでした。

護庇宮へは30分弱で到着です。

すぐ目の前には立派な護庇宮の建物がありますよ。鹽水天主神聖堂はここから200mほどの場所にあります。

開放時間がちょっとよく分かりませんが・・・

路地裏を通って少し歩くと鹽水天主神聖堂が見えてきました。

外壁に描かれている絵からして間違いなく教会のようです。しかし、はっきりいって中華風の絵ですよね・・・ 建物も教会というよりどことなく廟のような雰囲気です。

こちらが入り口。

天主堂というのはキリスト教の教会のことですね。日本でも天主堂と呼んでいるところがありますよね。ただ日本ではどうも天主堂という言葉が使われるのはカトリックだけのようなんですが台湾ではどうなんでしょう?

入り口に描かれている絵。こちらも昔の中華風の衣装なんですがどこか微妙に違うような違わないような・・・
 
敷地の奥にある聖母亭。漢字で書かれるとキリスト強とはいえなんともオリエンタルな雰囲気ですね。

中にはマリア像が。

最後の晩餐はこちらの建物の中です。

教会の連絡先は電話だけだったので、臺南市鹽水區公所(区役所のようなところ)に事前に教会の開放時間を確認しておきました。臺南市鹽水區公所からの回答では「開放時間は午前8時~午後5時。もし案内が必要なら教会に電話で問い合わせをしてください」とのこと。

というわけで月曜日の午前8時に来たのですが・・・ 人の気配がない・・・ 建物の入り口は開いているのでちょっと中の様子を伺うと何やら歌声のようなものが聞こえてきます。お祈りか何かしてるのかな? 勝手に入っていくのはさすがにまずかろうと外で待っていました。

そのうち行事的なものが終了して片付けをしてるような物音が聞こえてきます。そして人の気配もなくなったのですが・・・ 相変わらず誰も外に出てきません。うーん、弱った。どうしよう・・・ と困り果てていると、30分ほどしてようやく中から人がでてきました。

「何か用?」と声をかけられたので「中を見てもいいですか」と尋ねると「いいよ」とあっさりとOK。写真の許可ももらってやっと中へ入ることができました。

ちょっとどういうシステムになっているのか不明ですね。勝手に入ってよかったのかな? 受付的な場所があれば聞くこともできるのですが誰もいないのでどうにもよく分かりません。いずれまた調べてみたいと思います。

箸に包子、中華風「最後の晩餐」

ともあれやっと中へ入ることができましたよ。中では静かにしましょうね。

教会の内部。天井や壁にはさまざまな絵画や模様が描かれています。

そして正面に見えるのが「最後の晩餐」です。


着ている服や風貌はまさに中華風。背景なんかも水墨画のようなタッチですよね。なんですがどこか西洋の香りもするなんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。

そしてよく見てください。テーブルの上には箸、そして包子。美味しそう?
その他の装飾も見事で見応えがありますよ。


いや、それにしても異なった文化が混ざり合ったなんとも言えない独特の面白さがあります。

側面には物語のように異なった絵が描かれています。

どうしてキリスト教の教会でありながらこのような中華風の建築、絵画が見られるのかという疑問なんですが、その地域の文化に溶け込むことによって、より多くの人々に抵抗なくキリスト教の宗教観を受け入れてもらうことが目的だったようです。


台南市中心部からはやや離れているので簡単に来ることはできませんが、ちょっと珍しい、そしてなかなか見応えのある建物や絵画を有する教会です。もし鹽水蜂炮に参加する機会があれば参観してみてはどうでしょうか。

スポット情報

住所 台南市鹽水區西門路19號
開放日
(鹽水區公所によると)月~日
開放時間
(鹽水區公所によると)8:00~17:00


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