こんにちは。もうすぐ中秋節ですね。
中秋節は春節、端午節と並ぶ台湾の三大節句の1つ。旧暦の8月15日がこの日にあたる為、日にちは毎年変わります。今年2016年の中秋節は9月15日(木)で飛び石となる為、翌日の16日(金)も休日となり4連休となります。
※アイキャッチ画像及びページトップ画像はMatchBox Hostel & Coffee & Bar FBより引用
中秋節って何をするの?
さて中秋節で何をするのか? 日本では「中秋の名月」として満月を愛でたりお団子を食べたりしますが、台湾で中秋節といえばこの3つ!!
- 月餅を贈る
- 文旦を食べる
- バーベキューをする
1.月餅を贈る
台湾では中秋節の前に友人やお世話になっている人に月餅を贈りあう風習があります。日本では月餅というと綺麗な細工が施された薄い皮に餡がずっしり詰まっているお菓子というイメージですが、台湾ではそれ以外にもパイ生地に餡を包んだ丸っこい形のお菓子なども月餅と呼ばれています。餡の種類も豆沙(こし餡)、緑豆、ハスの実の餡、黄身餡などあり、最近ではチョコレートやコーヒーなどバリエーション豊かです。台湾中のお菓子屋さんはもちろん、ホテル、カフェ、コンビニエンスストアまでがこのときを商機と捉えて工夫を凝らしたギフト商品を販売します。
2.文旦を食べる
もう1つ、中秋節に欠かせないのが文旦という果物。日本ではザボンで知られてます(ボンタンとも呼ばれますね)。ただ日本のものと比べて頭の部分が出っ張って洋梨のような形をしています。八朔のように甘酸っぱくさっぱりした味で、ちょうど中秋節の時期に最盛期を迎えます。月餅と同様にみんなで文旦を食べる習慣があるのです。
3.バーベキューをする
以前、ちょうどこのあたりの時期に台湾に行ったとき目の当たりにして驚いたのですが、中秋節にバーベキューをします。最初友人が「今日はバーベキューをするんだ」と言うのを聞いて「あ、そうなんだ。ふーん。」とあまり気に留めなかったのですが、日が暮れるころになると街のいたるところでバーベキューが始まり「なんだこれ??」と。しかも公園や広場といった場所だけでなく、家の軒先など路上でもやってるのです。ちょっと面白い習慣ですよね。
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まとめ
はい、食べてばかりですね(笑)。月餅なんてすごくカロリー高いんですよ。しかもあちこちから貰ってたくさん集まってきます。バーベキューなんて同じ日にするとは限らないんです。それぞれちょっと日をずらしてするもんだから、いろんなところからお呼ばれして毎日バーベキューなんてこともあります。太ってしますのも分かりますね(笑)