上級者向け、台湾プリペイドSIMの継続利用について(有効期限、リチャージ方法など)




台湾に限らず海外旅行に行ったときの課題の1つがネット接続。方法はいくつかありますが現地のプリペイドSIMを購入するのが1番おすすめです。台湾へ出かける人の中にも利用している人は多いと思います。実はこのプリペイドSIM、上手く使えば台湾へ旅行に行く旅に購入することなく同じものをずっと継続して利用することができるのです。台湾へ何度も出かけるリピーターにとっては必須のテクニックなので今回は台湾の大手通信キャリアの3社(中華電信、台湾大哥大、遠傳電信)についてその方法を詳しく説明したいと思います。

プリペイドSIMの有効期限について

データ通信プランについて

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プリペイドSIMの有効期限についてお話しする前に、先ずデータ通信プランについて説明したいと思います。データ通信プランというのはデータ通信を行う、つまりネットに接続する為の商品のことですね。

データ通信プランは大きく分けて以下のように2種類があります。

 計日型  3日間使い放題、5日間使い放題というように一定期間無制限にネット接続可能
 計量型  1GB、2.2GBというようにデータ容量が決められている

プリペイドSIMを購入するときは普通データ通信プランが最初からセットになっています。空港で販売されている旅行者向けのプリペイドSIMには計日型のデータ通信プランがセットになっていて、滞在期間に合わせて選ぶようになっています。

データ通信プランの有効期限とプリペイドSIMの有効期限は別

データ通信プランには有効期限があります。計日型であれば、例えば3日間使い放題は3日、5日間使い放題は5日というように使用可能期間がそのまま有効期限になっています。計量型であっても60日、120日など期限が定められていてデータ容量が残っていても一定日数を超過すると使用不可となります。

これとは別にプリペイドSIM自体に有効期限というものがあります。データ通信プランの有効期限を過ぎると当然ネット接続はできなくなりますが、プリペイドSIMの有効期限を過ぎていなければSIM自体はまだ有効な状態なのです。

プリペイドSIMの有効期限は6ヶ月

購入したときのデータ通信プランに関わらず、プリペイドSIMの有効期限は6ヶ月※1)です。この有効期限内であればリチャージ(リチャージについては後述します)をすれば何度でもネット接続が可能になります。

つまり台湾へ行くたびにSIMを買い直さなくても有効なプリペイドSIMを持って行けばリチャージして何度でも使用することができるというわけです。

※1 台湾通信大手3社のプリペイドSIMの有効期限

通信キャリア 有効期限
中華電信 180日
台湾大哥大 185日
遠傳電信 186日

 

入手方法

空港販売のプリペイドSIMは継続利用不可

プリペイドSIMの入手については大部分の人が空港で購入していると思います。ところが現在空港で販売されている旅行者向けのプリペイドSIMは使い切りタイプとなっており継続して使用することができません

以前は空港で販売されていたプリペイドSIMも6ヶ月の有効期限があり、リチャージすることによって継続して使用することが可能でした。しかし2017年7月18日に電子通信業を管轄する台湾の政府機関「国家通訊伝播委員会(NCC:National Communications Commission)」が台湾国内のプリペイドSIMの契約に関する規定の変更を発表し、これを受けて空港販売のプリペイドSIMは使い切りタイプへ変更されました。(詳しくは下記の記事を参照)

台湾で販売される大手3社のプリペイドSIMの有効期限について

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継続利用するなら通常の店舗で購入

というわけで台湾でプリペイドSIMを入手して継続利用したいのであれば、空港で売られている旅行者向けのプリペイドSIMではなく空港以外のショップで売られている普通のプリペイドSIMを購入する必要があります。
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購入方法は特に難しくありませんが、例えば台北であれば台北駅の近くなど外国人客馴れしているお店で購入するのが良いと思います。

台北市内の中華電信ショップでプリペイドSIMを購入してみた

2017.04.06

リチャージについて

リチャージは大きく分けて2種類

リチャージは混乱を避ける為に以下の2つを分けて理解する必要があります。
・音声通話に対するリチャージ

・データ通信に対するリチャージ
どちらも中国語では儲值と呼ばれていて、それぞれ詳しく説明すると以下の通りです。

音声通話に対するリチャージ
プリペイドSIMを購入するとアカウント(電話番号)が与えられます。アカウントには餘額というものがあるのですが、これは残高のことで音声通話の料金に充てられます。つまり電話を掛けるとここから料金が引かれるわけです。餘額が無くなると当然それ以上電話を掛けることはできません。この餘額に対してお金を充当することをtop up(トップアップ)と言い、これが音声通話に対するリチャージというわけです。
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データ通信に対するリチャージ
先に述べた餘額だけではネットに接続することはできません。ネット接続を行う為には計日型計量型といったデータ通信プランを購入する必要があります。このデータ通信プランを購入することがデータ通信に対するリチャージです。

リチャージすると有効期限が延びる

音声通話、データ通信の何れに対してもリチャージを行うとプリペイドSIMの有効期限が延長されます。具体的に説明すると、例えば「明日有効期限が切れる」というときにリチャージをすれば、リチャージしたその日から6ヶ月先まで有効期限が延長されます。
2017122601つまりリチャージを繰り返せば半永久的にプリペイドSIMを継続して使用することができるというわけです。もちろん有効期限が切れてしまったらリチャージすることは出来ません。

有効期限を延ばすだけなら音声通話へリチャージ

プリペイドSIMの有効期限が残っている内に台湾へ行く予定がある場合、そのタイミングでデータ通信のプランを購入すれば台湾でネット接続もできるし、有効期限も延長されて何も問題ありません。問題は、プリペイドSIMの有効期限内に台湾へ行く予定が無い場合にどうするか? ということですね。

例えば有効期限が迫ってきたので「1GB 60日有効」という計量型のデータ通信プランを購入したとします。購入した日から6ヶ月先に有効期限が延長されるのでこれはOK。但し、60日以内に台湾へ行かなければせっかく購入したデータ通信プランが使わずじまいになってしまって勿体ないですよね。

こういうときは音声通話に対してリチャージを行うのがベストです。つまり餘額(残高に対してお金を充当するわけですが、この餘額はプリペイドSIMの有効期限が切れない限り無くなることはありません(電話をすればもちろん減りますよ)。そして、ここが重要なのですがこの餘額を使ってデータ通信プランを購入することができるのです

つまり、音声通話に対してリチャージを行い有効期限を延長しつつ餘額(残高を充当して、次回台湾へ行くタイミングで餘額(残高を使ってデータ通信プランを購入すればお金をムダにせずに済むというわけです。

※音声通話へのリチャージ方法については下記記事を参照してください。

 

データ通信へのリチャージ方法

具体的に台湾へ行く予定が決まったらデータ通信へリチャージ、つまりデータ通信プランを購入すればよいわけですね。渡航直前、或いは渡航後すぐに購入するのがベストですね。計日型、計量型から滞在スケジュールに合った商品を選べばOKです。

※データ通信プランの購入方法は下記記事を参照してください。

 

使いやすいプリペイドSIMはどれ?

大手通信キャリア3社のリチャージ方法一覧

台湾の大手通信キャリア3社(中華電信、台湾大哥大、遠傳電信)のリチャージ方法を一覧にしてみました。下記の一覧は、日本在住の人が日本からリチャージすることが可能か? という観点でまとめています。(2017.12.09現在)

通信キャリア データ通信 音声通話
WEB アプリ バウチャー WEB アプリ
電話 WEB アプリ
中華電信
台湾大哥大
遠傳電信

一覧表について
データ通信:WEBサイト、アプリからリチャージできるかどうか。
音声通話:WEBサイト、アプリ、からリチャージできるかどうか。またバウチャーカードを使ってリチャージする場合、電話、WEBサイト、アプリからリチャージできるかどうか。

※△(遠傳電信)について
遠傳電信はアプリでデータ通信プランを購入可能なのですが、クレジットカードが使えません(台湾発行のクレジットカードは使えるようです)。その為、餘額(残高)を使って購入する以外にありません。

中華電信、台湾大哥大が使いやすい

中華電信
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個人的に最も使いやすいと思うのは中華電信ですね。WEBサイトからのリチャージは会員登録する必要があって台湾在住でなければ不可なのですがアプリを使ってリチャージできるので特に問題なし。

データ通信プラン(4Gの場合)は、計量型では1GB(180元)、2.2GB(300元)など、計日型は30日(999元)しかありませんが、その代わり計時型というのがあって1時間(35元)、24時間(100元)という商品があります。帰国日にあと数時間だけネット接続したい、というような場合に便利ですね。
(2017.12.09現在 商品は変更される可能性があります)

1番嬉しいのはアプリによる音声通話のリチャージが100元から可能なこと(他社では300元から)。有効期限を延ばすだけのリチャージで100元しかかからないので最も維持しやすいSIMですね。

台湾大哥大
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台湾大哥大も比較的使いやすいと思います。アプリだけでなく、WEBサイトからも会員登録無しでリチャージが可能なのは便利ですね。

データ通信プラン(4Gの場合)は、計量型では1.2GB(180元)、2.2GB(300元)など、計日型は1日(100元)、3日(300元)、5日(500元)と旅行者向きの商品が揃ってます。
(2017.12.09現在 商品は変更される可能性があります)

音声通話は300元からなので有効期限を延ばす為のリチャージにはちょっと悩ましいですね。安いバウチャーカード(100元や150元など)を手に入れておくのもいいかもしれませんね。

遠傳電信
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プリペイドSIMを継続して使用するには遠傳電信はちょっと辛いですね。WEB、アプリでリチャージするにはクレジットカード決済する必要があるのですが台湾国外のクレジットカードは使用できないようです。実質的にバウチャーカードを手に入れて電話でリチャージするしかなく、その上で残高からデータ通信プランを購入するという流れです。

まとめ

プリペイドSIMを継続利用する為のポイントは
・空港ではないショップで購入する
・有効期限を延ばすだけなら音声通話にリチャージする
・残高を使ってデータ通信プランが購入可能
・維持しやすいのは中華電信、または台湾大哥大

ということです! プリペイドSIMをうまく使いこなして台湾旅行をよりスムーズにしていきましょうね。


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