まるで茶室のよう! なんと席数がたった1つのカフェ – 一席 Alone Together




今回紹介するのは台北に昨年夏にオープンしたとっても面白いカフェ。台北は首都ということもあり不動産価格の高さがハンパではなく、その背景から小さなスペースを利用したお店が数多くあります。このブログでもそういった極狭スペースのコーヒースタンドをたくさん紹介してきました。今回はその中でも極めつけ。なんと1.5坪という小スペースのお店です。しかも更に驚くのは、これだけの狭さでありながらコーヒースタンドではなくあくまでカフェだということ。そして狭さだけではなく肝心のメニューも遊び心満載で引きつけられるものばかり。兎に角話題に尽きない魅力的なカフェ、一席 Alone Togetherを紹介します。

一席 Alone Together

スペースわずか1.5坪のカフェ

信義路と光復南路の交差点の北西側には延吉街という小さな通りがあり、交差点からこの延吉街に入ってすぐの場所にある淡いブルーの入口の木造のお店が一席 Alone Togetherです。

お店の右隣りには台北屈指の人気カレー店、寅樂屋があるのですが一席 Alone Togetherはこの寅樂屋のオーナーである高さんが手掛けたカフェなのです。元々は紅豆湯(おしるこ)のお店だったのですが閉店にすることになった為、高さんがこの場所引き継いでカフェへと改装しました。
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寅樂屋には何度も行ったことがあるのでこの場所もよく知っているのですが、お店のオープンを知ったときは「え、そんな広いスペースあったかな?」と当初は疑問に思っていました。

実はこの一席 Alone Togetherは広さがわずか1.5坪ほどというスペースの狭さを逆手にとったカフェ。店名の通り席が1つだけという驚きのお店なのです。
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奥行きがわずか1mほどで正面から向かって右側がキッチン、左側が席となっています。
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こちらがその1つだけの席。畳敷きで確かに1人だけが座れるスペースです。バリスタと客が1対1で向かいあってコーヒーを飲むというなんだか茶室を思わせるような雰囲気ですね。ちなみに高さんは日本語が堪能なのでいろいろと会話が楽しめますよ。
2018010506このスペースだとコーヒースタンドの部類に入りそうなのですが、お店のコンセプトやメニューそして実際にここでのコーヒーを楽しみ方などから間違いなくカフェと言えるお店だと思います。

店内から外を眺めると美しいネオンにに照らされた夜の台北の風景が目に飛び込んできます。
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店内にはレコードプレーヤーが設置してあり音楽を聞きながらゆっくりとコーヒーを楽しむことができます。

ジャズを始めとした高さん所有のレコードがたくさんあるので好みの音楽をリクエストすることができます。
 
台湾のミュージシャンのレコードも。高さんがいろいろと詳しく教えてくれるので聞いてみましょう。
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重要なのがお店の店名にもなっているこちらのレコード。トランペット奏者であるジャズミュージシャンのChet Bakerとジャズ・ピアニストのBill Evansの共演盤であるALONE TOGETHER
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このレコードは違った専門を持つ2人が一緒になって作り上げた作品。一席 Alone Togetherもバリスタである高さんと訪れるお客さん。まったく違う2人によって成り立っているということからそう名付けられたそうです。
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高さんのセンス爆発のオリジナルメニュー

エスプレッソを淹れるオーナーの高さん。

高さんの操る赤いエスプレッソマシンはFAEMAの1960年代製。
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ではいよいよメニューを紹介していきましょう。

まずは基本のエスプレッソから。

ESPRESSO Ristretto100NTD

ESPRESSO Ristrettoとは通常のエスプレッソと同じコーヒー豆の量で通常の半分の量のお湯で抽出するエスプレッソです。コーヒー豆が同じ量でお湯は半分なので通常より濃厚でコクのあるエスプレッソです。

お好みで和三盆を入れて飲んでみましょう。また違った味が楽しめますよ。

コーヒーのお供のクッキー。高さんと交流のある台北のスイーツ店Tasweetの製作です。

一席奶油餅65NTD

クッキーにはクリーム、ラムレーズン、櫻桃醬(サクランボのジャム)が挟んであります。

これは台湾のサイダー、維大力。と言ってもこれを売ってるわけではなくて・・・

維大力をつかった一席 Alone Togetherオリジナルのコーヒー、大力喝冰咖啡。ブラックと淡いイエローのグラデーションが鮮やかですね〜。コーヒーの苦みとほのかに甘いサイダーの味が合わさったスッキリとした1杯です。

大力喝冰咖啡120NTD

もう1杯極めつけのメニューを紹介。Espresso Con Panna(エスプレッソ・コンパナ)をアレンジしたこちらも一席 Alone Togetherのオリジナル。ちょうど新しくできたばかりのメニューということでいただきました。

栗を使ったEspresso Con Panna(このときは商品名がまだありませんでした)(145NTD

通常のEspresso Con PannaにフランスCorsigliaのマロングラッセを使ったマロンペーストを加えて、更にその上にマロングラッセそのものを添えた1杯。

飲み方はまず1口マロンペーストを口に入れてエスプレッソをいただきます。濃厚なマロンペーストの風味とエスプレッソの味が口の中で渾然一体となった何とも言えない驚きの味わい。マロンペーストの存在感があるのでエスプレッソが苦手な人でもいけると思いますよ。

お店自体もメニューも遊び心が満載でとても魅力的なカフェです。これまで様々なカフェで働いてきた経験を持つオーナーの高さんのセンスが凝縮された一席 Alone Together、間違いなくおすすめです。寅樂屋でカレーを食べた後に立ち寄るのもいいですね。
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店舗情報

住所 台北市大安區延吉街294號
営業時間
月、水、金、土18:00〜22:00
休日 日、火、木
FB 一席 / Alone Together


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